2023年エコパ自然塾　3回目　夜のエコパも昆虫パラダイス！

7月22日にエコパ自然塾第3回目が行われました。梅雨明けしてすっかり夏モード。夏休みも始まったかな？？

今回はいつもとちがって、午後からのスタート。夜まで活動する予定です。夜にしかできないことをやっていきましょう。

まずは展翅（てんし）。標本づくりです。チョウのような羽を広げて標本を作る場合は展翅と呼びます。エコパ自然塾でもおなじみの活動となりました。手先を使うのでなかなかむずかしい。しかもきれいにやらないと意味がありません。チョウをいじっているうちに鱗粉（りんぷん）も手につきます。がんばって！

お。うまくできたようです。

しかも真ん中のチョウは、なかなかいいチョウをゲットしました

 このまましばらく固めるので、一度回収。次回の自然塾でわたします。

またまた登場。ツリーマン。

今回のツリーマンは体に虫にキズをつけられてしまったらしい。そのキズを治すために樹液をだして、その樹液にカブトムシやクワガタ、チョウなどがあつまります。

そして昆虫に関するクイズ大会。答えられたかな？

 さあ。いよいよ暗くなってまいりました。ビオトープに移動して、夜の活動です。

まずは夜の生き物観察。昼間はじっとしている生き物も、夜に活動します。みんなでライトを片手に、目をこらして生き物をさがせ！

さっさのツリーマンの話。樹液がたっぷり出ている。

白く泡になっているのが樹液です。においもあり。

カブトムシだ！

ミヤマクワガタだ！立派！

羽化したばかりのセミ。みどり色でなんかきれい。

昼間にみるとなんてことない、ガやアリ、ゲジゲジ、クモ。それが夜にみるとなんかちがいます。見つけるよろこびもあるし、生き物としての力強さも感じます。

さあ。本格的に暗闇に出かけます。山田先生の案内で「漆黒」（とても黒い、くらいこと）の林へといきました。

そこで待ちかまえているのは！！！

トトロでした。

大きなカブトムシでした。

ツキノワグマ！でした。

みんなで集合写真。

他にもいろいろと闇に隠れていましたが、目がなれてくるとなんとなくわかります。真っ暗な森の中を歩くことはあまりないので、スリルがありました。

最後は暗い中でのふりかえり。天狗が出てきて炎に細工！だと思ったらなんか失敗。まあ天狗にも失敗はありますね。

スウェーデントーチ。今はアウトドアで活躍しますが。木こりさんもつかっています。

灯篭（とうろう）をかこんで。真っ暗の中でゆらめく炎。なんか雰囲気ある。

リーダーがつくった牛乳パックの灯篭（とうろう）です。これを囲んでふりかえり。いい夜でした。