2022-05-08 自然塾
2022年 エコパ自然塾 2回目
2022エコパ自然塾 2回目
天気が不安定な日もあった今年のGW。ですが自然塾があった5月4日はよく晴れて、とてもすがすがしい日となりました。1回目は残念ながら雨だったので、この天気に感謝して今回もはりきっていきましょう。
今回は「葉っぱの不思議をめぐる旅」です。最初から最後まで葉っぱが出てきます。
その葉っぱを存分にたのしむようにと天狗様からのメッセージが。塾長が巻物を読み上げます。
そして「こどもリーダー」の指名がありました。大学生リーダーをサポートして、チームワークをよくしてね!
最初の葉っぱの不思議は「お茶」。5月2日はお茶がもっともおいしいとされる八十八夜。今日は緑茶はもちろん、ウーロン茶も一緒につくります。
まずはウーロン茶。茶畑からとってきたお茶の葉に、かるくキズをつけます。
注意深く一芯二葉をつんでいる?
そのままビニール袋へ入れて、自分の体にはりつけます。自分の体温でお茶の葉を発酵させて、あとは乾かす。ウーロン茶っていうくらいだから色は…茶色?のお茶が出来上がる?
お茶とはちょっとはなれて、ビオトープ全体をつかって虫とりにでかけました。その前にこんちゅう博士からオオムラサキのレクチャー。オオムラサキは日本を代表するチョウということで「国蝶(こくちょう)」と言われています。標本もみせてもらいましたが、堂々とした大きさ。オスの色はムラサキ色でキレイ。その幼虫をエノキの木につけます。
チョウチョを追いかけて、あみをふれ!
どんなチョウがつかまえられたか、確認中です。
午後はますます葉っぱの不思議をめぐります。まずはタラヨウ。あまり聞いたことのない木ですが、葉のウラに字が書けます。葉っぱに書くから「葉書(はがき)」。この元祖はがきにメッセージを書きましょう。
何をかいているのかな。
次は探偵を名乗る「シャーオットシーブミ」の登場。
子供が見当たらなくて困ってお母さんを助けてあげるようです。
さがしているのは…オトシブミ。これもあまり聞いたことがありませんが、虫の名前。このオトシブミは葉っぱに卵を産みつけると、ていねいに葉っぱを巻いていきます。
↓ 小さな虫がこんなにもきれいに葉を巻いていきます。卵はこの中で成虫になります。
みんなが葉っぱの不思議をめぐっている間に、お母さんたちはお茶の仕上げ。緑茶を手もみで、ウーロン茶はフライパンで乾かして完成です。
手前が手もみのお茶。奥が工場からもらってきたお茶。
色のちがい!同じ葉っぱだけど、つくりかたによって色も味もちがう!
そのお茶を法多山だんごと一緒にどうぞ。
今回の自然塾は葉っぱだらけでしたが、その不思議さがわかったかな?