2021エコパ自然塾　5回目

10月10日に自然塾5回目が行われました。第4回目はコロナの影響で残念ながら中止。7月以来の自然塾です。

今回はビオトープではなく、ちがう場所。というのも「伐採」をするので、その伐採をしやすいところで活動しました。

はじまると、「わーはっはっは」と太いわらい声が。なんだ？と思ったら天狗様の登場です。みんなにメッセージを残して消えていきました・・・。

天狗らしく、一本下駄です。立っているだけで大変なようです　↓

伐採ではプロに来てもらっています。左から熊平さん、片平さん、丹羽さん。丹羽さんは自然塾のリーダー出身。木こりとして戻ってきました。

木や山の話を木こりさんに聞くと、実際に木をたおします。木こりさんが使うチェーンソーがうなりをあげて、おがくずをとばします。そして最後は塾生がロープを引っ張って！ドーン。なかなかの迫力。

たおしたあとは高さをはかったり、年輪をかぞえたり、木のことを学びました。

みずみずしいうちだと、皮はきれいにはがれます。

ここから山田先生のおはなし。小笠山の天狗のお話でしたが、森・里・川・海はつながっていて、豊かな海をまもるためには、豊かな森を守らなければなりません。

さて、午後は伐採した木で自分たちの陣地をつくりました。この陣地は「合戦」のための陣地です。そして天狗様から修行の内容が伝えられました。

その1　丸太をはこんで砦をつくれ！

その2　吹き矢の技をしゅうとくせよ！

その3　自分たちの「トキ」をあげろ！

＊トキはみんなで気合をいれるための掛け声。「えいえいおー！」というような。

みんな協力して陣地をつくっていました。

いごこちはどう？

合戦に向けて吹き矢の修行中。

さあ、いよいよ合戦です。天狗の修行できたえた吹き矢の技を見せるときです。

約束通りに「とき」をあげて、合戦じゃ～！

相手の陣地にのりこみ、ネットの中に吹き矢を打ち込みます。こわいもの知らずで突っ込んでいく子、ずっと陣地のなかで敵をむかえうつ子。役割はしっかりできたかな？

矢をあてられたら、天国ゾーンへ。仲間のタッチで復活！

勝ち、負けはありましたが、最後はみんな仲良く記念撮影。

木の勉強をして、合戦をして、森を楽しんだ1日でした。