2022-11-30 自然塾
2022年 エコパ自然塾 6回目
2022 エコパ自然塾 6回目
11月27日に秋晴れのなか、エコパ自然塾6回目が行われました。いい天気だったし、参加してくれた塾生も多く、きっと盛り上がる回となるでしょう。
オープニングではまたまた天狗が出てきました。が、いきなりのダメ出し。塾生はまだまだ修行がたりないんだと。ということで、今日は「天狗の修行その1」と「その2」にわかれて修行します。
まずはビオトープよりもさらに奥の森の中で。「頭をつかって道順探し」。輪切りにしたヒノキがおいてありますが、これを順番通りに進まないと「ブー」です。ヒノキには目印はありません。なので道順をみんなでおぼえるしかない!
みんなで確認しながら。
~~天狗の修行その1~~
道順探しをクリアすると、次は「度胸試しの崖くだり」。高さ2.5Mくらいあるコンクリートの壁を、ロープ1本たよりに下りていきます。ときにはリーダーに手伝ってもらいながら、腕の力と勇気をふりしぼり下っていきます。
補助のはしごも準備してありましたが、そんなのはいらない!
次の修行は「天狗の谷渡り」。谷にワイヤーが張ってあり、それを滑車ですい~っと。アスレチック広場でよく見るあれです。森の中なので、なかなかの迫力。
行く手をはばむのは壁!「みんなで協力壁のぼり」。2Mちかく高さがある壁を、みんなで協力して越えていきます。やってみると結構大変!
あとすこし!がんばれ!
壁をこえてひと安心したいところですが、最後の修行「どきどき綱わたり」。ゆれるゆれる。前日、リーダーの練習では半分は渡れませんでしたね。
さあ落ちないように集中して。
~~天狗の修行その2~~
落ち葉にすっぽりはいって「大地の窓」。その名前の通り、大地にある窓から自然をながめるように、枯葉にうまって目だけ出します。枯葉のなかって意外にあたたかい。思わず寝てしまう塾生も。
枯葉のシャワー。
どんぐりと動物の関係を学ぶ「ごちそうはどこだ」。リスやネズミ、カケス(野鳥)などはどんぐりが大好き。この時期は冬にむけてどんぐりをよくたべ、よくためます(貯食)。しかし自分でかくしたどんぐりを食べ忘れてしまうことも。その忘れられたどんぐりから春になると芽が出て、やがて大きな木に。そうやってどんぐりのもりはつくられていきます。
地面におちたどんぐりを拾おうと思っても、全部はひろえないなあ。
「ウラジロであそぼう」で草遊び。ウラジロはシダ植物でエコパの森にはたくさんあります。縁起がいいのでお正月かざりにも使われます。今はプラスチックがほとんどですが…
そのウラジロをつかって「ウラジロトンビ」と「ウラジロバッタ」をつくりました。
ふわーと飛ぶようすは、空にいるトンビのよう。
葉をとって、小さくしてしまえばバッタに。びょーんとうまくとばせば、自分の背よりも高くとぶことも。
最後におたのしみの焼き芋です。ですが今年はちょっと失敗しました。火が中までとおっていなかった…いつもはうまくいきますが、今年は思いのほか大きくて…
ということで、今回は森の中で体をうごかしての活動が多い日となりました。修行はしっかりできたかな?大天狗にみとめられたでしょうか??